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ムリなダイエットやストレスが原因になることも すぐにはじめたい口臭ケア


30歳前後から気になる人が増えはじめる「口臭」。女性ホルモンの変化やストレスも大きく関わっているそうです。

歯をみがく子ども

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生理的な口臭は誰にでもあるものの、自分ではわかりにくいのが悩ましいところ。せっかくおしゃれをしても、口臭がきつくては魅力が半減してしまいますよね。

気になる人は、いますぐに生活と口内ケアを見直しましょう。

■まずは自分のニオイをチェック
まずは、自分の口臭を客観的に知ることが大切です。家族やパートナーに自分のニオイが気になるか聞いてみるといいでしょう。ニオイが変化するタイミングなども教えてもらえると、原因を特定しやすくなります。

人に聞くことに抵抗がある場合は、数千円で購入できる「口臭(ブレス)チェッカー」を活用するのもオススメです。

■口内の細菌や歯周病によることがほとんど
口臭の原因のほとんどは、口のなかにいる細菌だといわれています。細菌は口内の食べかすなどを分解して、口臭の原因となる物質をつくりだしながら増殖していくのだとか。

20代以上になると、舌の表面にできる「舌苔(ぜったい)」という歯周病も原因のひとつに加わるのだそうです。

加齢とともに舌には細菌がたまりやすくなり、ケアが不足すると、細菌のかたまりがコケのように舌に貼りつくようになるのだとか。これが舌苔で、強い悪臭を発することがあるそうです。

歯周病は30代以降に発症する人が多いといわれています。口臭が気になったときにまず行いたいのは、歯みがきの改善と舌苔の除去です。



歯みがきは、歯そのものをみがくというよりは、「歯ぐきなどもふくめた口のなか全体の汚れと細菌を取りのぞく」ことだと考えましょう。洗口液やフロス、舌用ブラシなどのアイテムを併用したり、歯科医院で歯みがき指導を受けたりすると、より効果的です。

■女性ならではの要因も
女性ホルモンの周期的な変化も、口臭に影響するといわれています。歯周病菌のなかには女性ホルモンを栄養にして増える菌があるそう。とくに月経前や妊娠中は歯周病になりやすく、症状も悪化しやすくなるといわれています。

また、加齢やストレスによってホルモンが乱れて自律神経のバランスがくずれ、唾液の分泌量が減るなどして口臭がきつくなることもあるそう。ある調査によると、20代後半女性の約3割の人はホルモンバランスが整っていないのだとか。

原因として指摘されているのが、無理なダイエットや睡眠不足、仕事によるストレスなど。ストレス対策をしつつ、睡眠や食事、運動など生活習慣を見直して、ストレスや細菌に負けない体づくりを心がけましょう。

■自己流ケアで改善しなかったら、クリニックへ
日本では口臭の原因が歯科関連のものであることが多いため、改善しない場合には歯科医院を受診するのがオススメです。口臭外来を設けているクリニックもあります。虫歯や歯周病が見つかったら、はやめに治療をはじめましょう。

なかには、膿栓(のうせん)や副鼻腔炎といったノドや鼻などの病気が原因となっているケースもあるようです。大学病院などの口臭外来では、こうした原因を特定して適切な診療科につなげてくれるところもあります。口臭がきっかけで、思わぬ病気が見つかるかもしれません。

口のなかのケアを見直すことや、体調やストレスへの配慮によって改善されることが多いといわれる口臭。口内のトラブルだけでなく、心や体が発する注意信号ともいえそうです。
 
 
 

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