COLUMN

1日をハッピーに過ごすカギは「朝」、すぐに実践できる3つの時短術


イタリアの朝は、エスプレッソがないとはじまりません。時間がなく朝の1杯を飲めなかった、という理由だけで「今日は何もかもうまくいかない」と落ちこむ知人に、コーヒーをおごったことも何度かあるくらいです。

マグカップをもつ女性

? Ivan Kruk - Fotolia.com



「朝は余裕がない」とあわてるのはイタリアも日本も同じ。しかし、イタリアには、上手に時間をやりくりして「うるおいのある朝」を実践している人もいます。

ここでは、余裕のある朝を過ごしているイタリアの人々が、どんな工夫をしているのかを紹介します。


1.ひとつの部屋でできることは、まとめて終わらせる
遅刻が続いてクビになりかけた知人男性は、朝の支たくに時間がかかりすぎていることに気がついたといいます。洗面所とキッチン、自分の部屋を往復するたびに「あれもしなきゃ!」とムダな動きが増えていき、玄関を出る時間をオーバーするのが日課だったとか。

そこで彼は、「同じ部屋に2回以上入らない」という時短術を考えました。起きたら洗面所に直行して、やることをすべて済ます。終わったらキッチンでしっかり朝食をとったあと、着がえて外出することを心がけたところ、大幅な時間の節約に成功。いまでは、出社前に新聞を読めるほどの余裕ができているそうです。



2.バスルームをプチ書斎に
金融関係の会社で働く知人男性は、出社前に情報収集をすることもあるそう。「家でスマホを使っていたときもあるけど、画面が小さすぎて効率が悪かった。おかげで朝食ぬきで出社することもあったよ」といいます。朝あわてずにすむ方法に悩んだ時期もあったとか。

ある週末、妻に付きあって北欧家具のチェーン店に行った彼は、折りたたみ式の簡易テーブルを見つけて、ピンと来たそう。家に持ちかえるとバスルームに設置して「プチ書斎」をつくりました。

「これなら歯をみがいたりする間、仕事用のノートパソコンを持ちこんでいろいろとチェックできる。時短にはもってこいだ」と語る彼。時間に余裕が生まれ、朝食をとる時間も確保できるようになったとか。

3.野菜スープを冷凍ストック
キャリアウーマンの知人女性が時短のために心がけているのは、キッチンにいる時間を短くすること。イタリア人は、朝に甘いものを食べることが多いですが、海外赴任を機に、彼女の朝食は変化したそうです。

「腹もちも栄養バランスもいいから気にいってるの」と語る彼女の朝食は、野菜スープと薄くスライスしたバケットのみ。朝の時間を確保するコツは、休日にまとめてスープをつくって、小分けにしてから冷凍することだそうです。

「前の晩に冷凍庫から出しておけば、翌朝、レンジで1分ほどあたためるだけで食べられるから便利よ」と彼女。朝食の支たくに3分もかからないので、浮いた時間でじっくりスキンケアをしているそうです。

余裕のある朝を過ごすと、心にも余裕が生まれるもの。「1日をハッピーに過ごしたかったら、朝の時間を大切にね」と彼らのひとりが話していたのが印象的でした。プライベートも仕事も充実している人は、朝を大事にしているのかも…と感じたものです。

特別なことは必要ありません。思いついたらすぐできる「朝の時短術」を実践して、自分をブラッシュアップしてみるのもよさそうです。 
 
 
 
(金丸 標)

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