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乾燥、敏感肌? 皮膚の保護に万能な「カレンデュラオイル」


乾燥が気になってくるこの季節、保湿対策は万全ですか? 外気からの冷たい風にさらされ、室内は暖房で肌表面の角質は普段よりも水分を失いがち。皮膚の機能として重要な“保護”の役割は、お肌の角質層がどれだけ水分を蓄えられているかにかかっています。


そんな潤いを失いがちなお肌にぜひお試しいただきたいのが、カレンデュラオイル。

このカレンデュラオイルは他の植物の種や実から直接採られるオイルと抽出方法が異なり、植物を乾燥させたハーブをオリーブオイルなどの植物油に浸して成分をじっくり抽出して作ります。そのハーブに使われるのが黄色いお花のカレンデュラ。(日本では、キンセンカ、またはポットマリーゴールドと呼ばれています)

エジプトが発祥の地で、その後、アメリカ、カナダに渡り南北戦争の際に、カレンデュラを使って傷の手当をしたことから、広くその皮膚治癒力が広がりました。

ヨーロッパの人々はこの黄色いカレンデュラのお花を太陽のハーブと呼び、家の庭で栽培し、乾燥させ、オリーブオイルに付けて成分を抽出し子供の外傷や打撲、女性の肌荒れ、やけどの治療などにも用いて来ました。

カレンデュラのお花を抽出させる植物オイルには低温圧縮したエキストラバージンオリーブオイルが用いられることが多く、オレイン酸をたっぷり含んだオリーブオイルの効能とカレンデュラのハーブの効能、両方を併せ持ったオイルなのです。

次のページでは、カレンデュラオイルの作り方をご紹介します

■カレンデュラオイルの作り方
1. カレンデュラのハーブ約5gをオリーブオイル5gに浸し、日当りの良い場所に2週間おき、ガーゼで濾す。

2. 更に10gのカレンデュラハーブを入れて2週間つけ込み、ガーゼで濾して、できあがり。

カレンデュラオイルはこのまま使用することもできますが、耐熱容器で溶かしたミツロウ4gに対し、カレンデュラオイルを25mlの割合で混ぜれば良質のクリームに。

■カレンデュラオイルのたくさんの良い効能
1. カロチン(ビタミンA)、フラボノイド、ステロールを含むので、 瘢痕形成作用があり、傷ついた皮膚や粘膜、血管の組織の修復を促します。結果として皮膚表面の保護能力を高めます。

2. 収れん作用が強いタンニンやカレンデュリンが含まれるので、擦り傷、切り傷、手荒れ、肌荒れだけでなく、お肌の引き締め、しわやたるみの予防、改善など、美容効果の高いオイルです。

3. カレンデュラのお花は女性ホルモンのエストロゲンに似た働きを持つ成分を含み、月経不順、更年期紹介の緩和にも役立ちます。

4. サリチル酸物質を少量含み、リウマチ、痛風、関節炎のマッサージにも役立ちます。

就寝前、乾燥するお肌に化粧水や美容液のあとに薄くヴェールを張るようにお顔全体に塗ってから寝ますと、翌朝しっとり感が実感できることでしょう。

また、このカレンデュラオイル、とっても優しいオイルなので、お子さんの切り傷、赤ちゃんのおむつかぶれ、妊婦さんのお肌ケアなど、敏感肌の方など、年齢、性別を問わずお使い頂けるのも嬉しいですね。

ミツロウで軟膏を作り、小分けにして携帯するのもオススメです。正に、ご家族みんなで使えるカレンデュラオイル、一家に一つは置いていただきたい植物油です。


(Haruko Wu)

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