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CAFE LUNCH MAP

その他 Coffee&Beer BUNDAN

資料館の奥にあるユニークな店内
 読書家にはたまらない、文豪の世界観を味覚で堪能できるカフェ『Coffee&Beer BUNDAN』に行ってきました

 井の頭線・駒場東大前駅から徒歩で8分ほど。カフェは、明治時代以降の貴重な書物を所蔵している資料館「日本近代文学館」内の一角にあります。もともとは閉館していた館内の食堂スペースで、文学好きの代表がプロデュースに踏み出したことをきっかけに、2012年10月にオープン。店内に足を踏み入れた瞬間ふわっとただよう古書の香りに、なんだか心も落ち着きます。
ファン垂涎の希少本も!
 天井まで伸びる本棚には、日本文学史を彩る名作から、雑誌、漫画まで幅広いジャンルの本がズラリ! 代表が独自に収集した約2万冊のコレクションで、どれでも気になるものを手にとって自由に読むことができます。
これを食べれば、発音がよくなるかも?
 提供されるメニューもユニークで、作家が好んだ料理や、小説の中に登場する一品をモチーフにアレンジ。村上春樹の『「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の朝食セット』や、谷崎潤一郎の『レバーパテトーストサンドイッチ』、森遥子の『ヨロン丼』など…メニューを読んでいるだけでも、楽しめそう!

 しばし迷った末に、太宰治の短編小説「女人訓戒」に登場する『タングシチュウ』(ライス付き、1800円)をチョイスしました! 作中、英学塾の女生徒が英語の発音を良くしようとして週に二回タングシチュウを食べるエピソードにもとづいたメニューで、ごろっとした牛タンが食べごたえたっぷり。特製デミグラスソースで柔らかく煮こまれているので、独特の歯ざわりと柔らかさ、豊かな味わいが口の中に広がります。
焙煎豆のいい香りが空間に広がります
 食事メニューはドリンクセット(+200円)にすることもできて、珈琲やソフトドリンクから選べます。珈琲だけのオーダーは700円なので、お食事と一緒にお願いすればお得ですね。

 珈琲は注文されてから豆を挽き、丁寧に淹れてくれる本格派。こちらも文豪ゆかりの一杯にちなんだネーミングが♪今日は、太宰治のメニューをいただいたので…彼が心より尊敬する芥川龍之介のブラジルコーヒー『AKUTAGAWA』を注文。こんな風に関連付けながら選んでみても、面白いですね〜

 ちなみに、ブラジルコーヒーは、日本の珈琲文化発祥の地として1913年(大正2年)に銀座でオープンした「カフェーパウリスタ」で親しまれていたもので、芥川龍之介のみならず、高村光太郎、菊池寛、与謝野晶子から宮沢賢治など多くの文士に親しまれていたのだとか。…なんて豆知識がメニューに記されているので、ちょっとした勉強にもなるかも?(笑)
原稿用紙に記されたお品書きも雰囲気たっぷり
 場所柄なのか、一人で訪れてはのんびりと寛いでいるお客さんが多い印象。昨年の開業以来、文学館利用者や近隣の人たちの間でじわじわと広がっていき、最近ではこのカフェを目当てに文学館を訪れる人も多いのだとか。

 資料館ならではの静寂な時間がゆったりと流れる空間は、心ゆくまで読書に没頭するのにピッタリ! 暖かい季節になれば、文学館外のテラス席も利用できるので、そちらも気持ちよさそう〜 ぜひ、お気に入りの一冊をめくりながら文学の世界に想いを馳せてみてください

Coffee&Beer BUNDAN
東京都目黒区駒場4-3-55
0364070554
(日本近代文学館内)</br></br> 【アクセス】京王井の頭線「駒場東大前」駅 徒歩8分</br> 小田急線「東北沢」駅 徒歩10分</br> 小田急線「代々木上原」駅 徒歩12分
 
【営業時間】9:30 ~ 16:30
モーニング:9:30 ~15:50
ランチ:11:30〜15:50
定休日 : 日曜、月曜・第4木曜
壁面いっぱいの本棚に囲まれて、活字好きにはたまらない空間。文豪にちなんだこだわりのメニューをお供に読書すれば、いつも以上に理解が深まるかも?

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